家を解体する際、ご近所への挨拶はどうしたら?

近隣のお宅へのご説明

ご自宅の解体工事をされるとき、
「ご近所の方へ挨拶をした方がいいのか?」「挨拶をする場合はどのようにしたら?」
など、と思われるお客様も多いかと思います。
近隣の方とのトラブルを避けるために、必要なことについてお伝えします。

解体工事にまつわるトラブル

よくあるトラブルには、以下のようなものがあります。

  1. 騒音
    人によって気になる音のレベルは異なりますが、特に日中家にいる方にとっては、気になることが多いかと思います。
    音を全く出さない作業は難しいですが、建物に養生シート等を貼るなどして緩和したり、取り壊しの作業に細心の注意を払うことで防止したりします。
  2. 振動
    騒音と同様に振動もよくあるトラブルの1つです。
    最大限の配慮をしながら解体作業を進めますが、音と同様に、日中自宅にいる方には、気になってしまうかもしれません。
  3. 粉塵(ホコリ)
    建物を壊す際に建材が細かい粉状になり、周囲に飛散し、家、車、洗濯物などに付着してしまうトラブルです。
    アスベストなど有害なものも含まれるのでは…と、気にされるケースもあります。
    →アスベストに関する当社の対応については、こちら
    粉塵を防ぐためには、建物を養生シートで覆ったり、作業中に水を撒いたりします。
  4. 害虫・害獣
    しばらく空き家となっていた家屋は、虫やネズミなどの住み処になりやすく、近隣で解体が始まると周囲に逃げるのではと不安に思う人が多いようです。
    工事前に市販の殺虫剤を使ったり、駆除業者に依頼したりするなどトラブルを未然に防ぐ対策を取るのも手です。

トラブルの可能性を減らすためには

何の前触れもなく解体工事が始まった場合、近隣住民の方の戸惑いは大きくなります。工事が始まる前に、ご近所様への挨拶をし、ご理解をいただく必要があります。
当社よりご挨拶に伺いますが、施主様においても、同じタイミングでご挨拶をいただけると、近隣の皆様の不安を和らげることになるかと思います。

トラブルを防ぐ挨拶のポイントは以下の通りです。

  1. 挨拶に行く場所
    解体する建物に隣接するお宅(両隣、裏手)、および前面道路を挟んだご近所様
    その他、お近くの方で日中ご自宅にいらっしゃる方など、状況により影響が心配される方にはご挨拶された方が良いでしょう。
  2. 挨拶のタイミング
    近隣住民の方は、家の周りの物を移動させるなど対策を取ることもありますので、遅くとも工事が始まる1週間前には挨拶をしておくことが必要です。
  3. お伝えする内容
    「ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。」といったことに加え、以下を明確にお伝えします。
    ・いつ工事を行うか(開始・終了予定日、時間帯、休日
    ・工事の対象(自宅、ガレージ、塀など)
  4. その他
    必須というわけではありませんが、施主様より、粗品としてタオルや洗剤をお渡しすることもあります。
    ご不在のお宅があった場合、3)の内容を挨拶状にしてお渡しすることもあります。

当社の対応

ご依頼をいただいた場合、トラブルが無いよう細心の注意を払って工事を進めさせていただきます。
しかし、万が一近隣の方々がお困りのことがあった場合に備えて、当社の連絡先入り書面をお渡ししております。

その他、工事前にご心配なことがございましたら、遠慮なくおっしゃっていただければと思います。

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