解体工事で守られている「安全の工夫」

解体工事というと、テレビや道路沿いで見かける「大きな重機」や「カンカンという金属音」、「ガラガラと建物が崩れていく光景」を思い浮かべる方も多いでしょう。
迫力があり、少しドキッとする場面もありますが、実際の現場では“安全を守るための準備”がたくさん行われています。
ここでは、そのいくつかをご紹介します。

足場や防音シートで周囲を守る

解体工事の現場には、高く組まれた足場や、建物をすっぽり包み込むようなシートが設置されます。
足場は、作業員が安全に高い場所で作業するための大切な道具。頑丈に組み上げられ、転落を防ぐ柵や板もきちんと備えられています。

さらに、外側には「防音シート」や「防塵シート」と呼ばれる大きな布を張ります。
これは、工事中の音やほこりが周囲に広がるのを抑える役割があります。
見た目にはただのシートに見えますが、特殊な素材で作られており、音や粉じんを減らす効果があるんです。
こうした工夫によって、近隣の方々や通行する人たちも安心して過ごせる環境が保たれています。

粉じんを抑えるための散水作業

解体工事では、木材やコンクリートを壊す際に細かいほこり(粉じん)が出ます。
これをそのままにしてしまうと、近くの家や道路に広がってしまうため、「散水作業」が欠かせません。

散水は、ホースや専用の噴霧機を使って水をまき、空気中に舞い上がるほこりを抑える方法です。
水が粉じんを包み込むことで、ほとんど地面近くに落ちてしまい、遠くまで飛びません。

この作業は、見た目には地味ですが、とても大切な安全対策の一つ。
現場周辺の空気をきれいに保ち、作業員や近隣の方々の健康を守る役割があります。

周囲の方々へのお知らせと配慮

工事が始まる前には、周囲に住む方々へ「ご案内」が行われます。
これは、工事の期間や作業時間、どのような工事を行うのかをあらかじめ知っていただくためです。

「いつからいつまで工事があります」「この時間帯は音が出やすいです」といった説明があると、住んでいる方も心の準備ができますよね。
また、学校や病院が近い場合には、作業時間をずらすなどの配慮が行われることもあります。

さらに、工事中も定期的に現場を見回り、ほこりや音が必要以上に広がっていないかを確認します。
こうした気配りが、安心感につながっているのです。

解体工事は「怖いもの」ではない

大きな音や重機の迫力から、解体工事に不安を感じる方もいらっしゃいます。
しかし、実際には、現場の人たちがたくさんの工夫と気配りを重ね、安全を守りながら作業しています。

足場やシートで物理的に守り、声掛けや手信号で連携を強め、散水やご案内で周囲への配慮も欠かさない――
その一つ一つが、事故やトラブルを防ぐための大切な準備です。

もし近くで解体工事を見る機会があったら、「安全のためにどんな工夫がされているのかな?」と少し注目してみてください。
きっと、普段は気づかない丁寧な仕事ぶりが見えてくるはずです。

~解体は松岡建設工業へお任せ~

兵庫県を拠点とし、その他、大阪・京都・岡山の解体工事を行っております。

解体についてあれこれ不安になるのも当然です。

お客様の不安に寄り添い、全面的にサポートしますのでご安心ください。

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まずは、お気軽にご相談くださいませ(^^)