【姫路解体】古い家を解体したら“井戸”が出てきた!対処のしかた

井戸が見つかるのはどんなとき?

古い木造住宅や、築30年以上の家の解体で多く見られます。

庭の一角や家の床下に埋まっているケースもあり、ふたやコンクリートで覆われていることもあります。

特に農家や郊外の住宅では、井戸が2つ以上あることもあります。

なぜ井戸はそのまま放置できないの?

  • 地盤沈下の原因になる
     → 井戸の空洞部分が崩れて地面が沈む危険があります。
  • 建て替え時に影響する
     → 新しい基礎工事の妨げになることがあります。
  • 安全面・衛生面の問題
     → 蓋がずれて転落の恐れや、水が溜まって蚊や臭いの原因になることも。
    そのため、解体工事とあわせて適切な井戸の処理(埋め戻し・閉鎖)を行う必要があります。

井戸処理の基本的な流れ

  1. 位置と深さの確認
     → 井戸の場所・直径・深さを測り、構造を確認します。
  2. 井戸祓い(希望があれば)
     → 神主さんなどに依頼して井戸を清め、閉鎖の儀式を行います。
  3. 水抜き・清掃
     → 溜まっている水をポンプで抜き、内部を清掃します。
  4. 砂利や砕石で埋め戻し
     → 通気や沈下防止のため、井戸の内部を砂利などでしっかり充填します。
  5. 転圧・コンクリートで蓋
     → 地盤が沈まないよう、しっかりと地盤を固めて蓋をします。

建て替えや土地売却の際も安心できる、きちんとした埋め戻しが重要です。

まとめ

井戸は放置するとトラブルの原因になることもありますが、正しい手順で処理すれば安全で安心な土地に戻すことができます
また、昔からの風習として井戸祓いを行うことで、心情的にも区切りをつける方も多いです。
もし解体工事で井戸が見つかったら、慌てず、まずはお気軽にご相談相談して対処法を確認しましょう。

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