姫路の解体工事“アスファルト”撤去ってどうするの?意外と知らない舗装の話

解体工事では建物だけでなく、
敷地のアスファルト舗装を撤去するケースも多くあります。

しかし、
「アスファルトってどうやって剥がすの?」
「全部同じ厚みなの?」
と、意外と知られていない部分もたくさんあります。

今回は、アスファルトの基本から撤去の流れまで、
分かりやすく紹介します。

アスファルトは“3層構造”になっている

アスファルトはただ黒い舗装を敷いているだけではありません。
実は、下のような 3層構造 になっています👇

● ① 表層(アスファルト)

普段見えている黒い層。
厚みは3〜5cmほど。

● ② 基層(アスファルト+砕石)

表層を支える強い層。

● ③ 路盤(砕石がぎっしり)

舗装の重さ・車の重さを支える層。

➡ 「舗装=アスファルトだけ」と思われがちですが、
実は複数層でできているため、撤去にも技術が必要です。

アスファルトを撤去する時に使う重機

アスファルトの撤去には、主に次の重機を使います👇

✔ ① バックホウ(油圧ショベル)

バケットで表面をめくりながら剥がしていきます。

✔ ② ブレーカー(先端アタッチメント)

厚い舗装や固い基層を割る時に使用。
「ガガガッ」と割る作業です。

✔ ③ タイヤショベル・ダンプ

剥がした舗装材を運び出します。

➡ 重機を使い分けながら安全に撤去していきます。

アスファルトの廃材はどうなる?

アスファルトは 100%リサイクルが可能 です。

● 再生アスファルトとして再利用

剥がしたアスファルトは工場で砕かれ、
道路や駐車場の新しい舗装材として生まれ変わります。

→ 環境にやさしく、資源が無駄になりません。

コンクリート舗装との違い

よく間違われるのが 「コンクリート舗装」

✔ アスファルト

  • めくりやすい
  • 工期が早い
  • 湿気を吸いやすい
  • 柔らかい性質

✔ コンクリート

  • 割る作業が必要
  • 廃材が重く処分費も多め
  • 表面が固く耐久性が高い

→ 見た目は似ていても、撤去方法も費用も大きく変わります。

アスファルトを撤去するタイミング

次のような場合、撤去することが多いです👇

  • 建て替え前の宅地整理
  • 駐車場の作り直し
  • 雑草が増えて舗装が傷んだ
  • ひび割れが増えて危険

アスファルトは紫外線に弱く、
10〜20年ほどで劣化が進みます。

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